BTS会食2026④変わった7人、変わらないBTS。|30代になった彼らが語る「BTS2.0」とは
「入隊前のフレッシュな20代の4年前、BTSは何が違う?」
Vが投げかけた、ひとつの問い。
兵役を経験し、それぞれがソロ活動をして、20代から30代へ。
大きな時間を越えて、再び7人で活動するようになったBTS。
当然、一人ひとりは変わっています。
でも彼ら自身が語った答えは、「全部変わった」でも、
「何も変わらない」でもありませんでした。
この会食を通して見えてきた、今の7人。
私が感じた「BTS2.0とは何か」を、最後に考えてみたいと思います。
20代から30代へ——「そんなに違う?」
まず、この話がBTSらしい笑いから始まるのがいいんですよね🤣
SUGAが、以前との違いについて、
「20代から30代になった」
と話すと、すかさずJUNG KOOK。
「ジンさんは30代だったじゃん」
さらにJIMINまで、
「SUGAさんも30代だったよ!」
するとSUGAは、
「満年齢だから29歳だったよ」
と反論🤣
FESTAの家族写真でも「満年齢だから小学校卒業」と話していましたが、
ここでも満年齢にこだわるユンギです🤣
でも、その笑いのあとにSUGAが言った言葉が、
この話の本質につながっていきます。
「でも20代と30代で、そんなに違う?」
年齢は変わった。
環境も変わった。
では、彼ら自身は本当に大きく変わったのでしょうか。
JUNG KOOK|「僕は考え方がだいぶ変わった」
JUNG KOOKは、自分自身について、
「僕は考え方がだいぶ変わった」
と話していました。
以前は仕事に対して、いい意味で遠慮がなかった。
「僕はジョングクだよ」
そんなふうに、自分の力を信じて前へ進んでいた20代。
でも今は、
「もっと自己管理すればよかったかな」
「今の自分、微妙かな?」
と、自分自身を客観的に見ることが増えたといいます。
それは、自信を失ったということではないと思います。
JUNG KOOK自身が表現したように、以前より「慎重になった」。
迷いなく走っていた20代から、自分自身を見つめながら進む30代へ。
世界中から注目されるJUNG KOOKだからこそ、
その変化はとても自然なものにも感じました。
J-HOPE|「すべての瞬間が大切に感じられる」
J-HOPEも、
「考え方が大人になったと思う」
と話します。
そして今、7人で活動できていることへの感謝を口にしながら、
「すべての瞬間が大切に感じられる」
と語っていました。
以前のBTSは、本当にものすごいスピードで走り続けていました。
次のステージへ。次のアルバムへ。次の都市へ。
でも今の彼らは、前へ進むことだけではなく、
進んでいる途中にある小さな時間まで楽しもうとしている。
夜に走ったこと。
街へ出たこと。
メンバーと一緒に食事をしたこと。
そんな一瞬一瞬が、いつか記憶になっていく。
今のBTSに生まれた「余白」については、ツアー編で詳しく書いています。
▶︎ BTS会食シリーズ①「気づいたら韓国」だったツアーから、小さな瞬間を楽しむ7人へ|BTS2.0
JIN|「そういうこともあるよね」
JINは、自分の変化について、
「精神的にもっと余裕ができた気がする」
と話していました。
以前は気に入らないことがあったり、感情が高ぶったりすると、
それが表に出ることもあった。
でも今は、
「そういうこともあるよね」
と思えるようになったといいます。
そして、「最近怒ったことがほとんどない」と。
大人になるというのは、感情がなくなることではない。
もしかしたら、起きることすべてに反応しなくてもいいと知ること
なのかもしれません。
今のJINが持っている、場を明るくしながらもどこか落ち着いた空気。
その背景には、こうした精神的な余裕もあるのだと思います。
RM|「僕自身は180度変わった。でもBTSになると昔に戻る」
そして、この会話の中で特に印象に残ったのがRMの言葉でした。
RMは、
「僕たちというチーム自体は、ほとんど変わってないと思う」
と話します。
一人ひとりは変わった。
それぞれが別の経験をして、それぞれの考え方も変わった。
でも、
「チームになると、その変化がチームに溶け込む」
というのです。
さらにRM自身については、
「僕自身はほぼ180度変わった。でもチームになると昔の自分に戻った気がする」
と。
この言葉は、今のBTSをとてもよく表している気がします。
ソロ活動を経験して、それぞれ一人でも立てるようになった7人。
でも7人になった瞬間、一人ですべてを背負う必要はなくなる。
誰かが話して、誰かが笑わせて、誰かがカバーする。
それぞれが変わったからこそ、以前とは少し違う。
それでも7人になると、ちゃんと「BTSになる」。
▶︎ BTS会食シリーズ②「7人だと気楽」|ソロ活動を経たBTSが語る、一緒にいることの意味
変わったのは7人より、時代なのかもしれない
そしてRMは、もうひとつ大切なことを話していました。
彼らが活動していなかった数年間。
コロナ禍を経て、AIが急速に広がり、ショート動画が日常になり、
社会そのものが大きく変わった。
だからRMは、
「7人のエネルギーは正直変わってないと思う」
そして、
「ただ時代が変わっただけ」
と話します。
私は、この言葉がとても印象に残りました。
BTS2.0というと、兵役やソロ活動を経て、
成長した7人が「新しいBTS」を作ったようにも見えます。
もちろん、それも間違いではないと思います。
でも、それだけではない。
世界が大きく変わった場所へ、変わらない7人のエネルギーが、
もう一度戻ってきた。
だからこそ今、BTSという存在が以前とはまた違って見えるのかもしれません。
V|個人は成長した。でも7人は「丸くなった」
Vも、一人ひとりについては、
「それぞれの人生でいい部分を吸収して成長した」
と話していました。
でも、グループとして変わったことを挙げるなら、
「みんな丸くなった」
のだと。
昔だったらケンカになっていたかもしれないことも、今なら流せる。
「ジンさん、嫌がるかな」
と思っても、JINは普通に受け流す。
「ジミンさん、怒った?」
と思ったら、ただお腹が空いていただけだったりする🤣
そんな話を聞きながらJ-HOPEも、
「思ったより大人になったんだよ」
「円満に流そうとする感じ」
と話していました。
「成熟」というと少し難しく聞こえるけれど、
BTSの場合は案外こういう日常の中に表れているのかもしれません。
相手を知っているから、全部を説明しなくてもいい。
ぶつかることより、笑って流すことを選べる。
13年間一緒に過ごしてきた7人だからこその関係です。
13年一緒にいても、7人の旅は続く
FESTAの家族写真を撮影しながら、J-HOPEがふと、
「13年も一緒にいるってすごいね。本当に長い付き合いだね」
と話します。
するとSUGA。
「もう小学生だね。満年齢だから小学校卒業か」
……ここでも満年齢🤣🤣🤣
でも、本当にそうなんですよね。
13年。
10代、20代だったメンバーが30代になり、
それぞれ違う場所へ行き、違う経験をして、
また7人で同じテーブルを囲んでいる。
そして彼らは、また次の場所へ向かっています。
FESTAがあり、釜山公演があり、
その先にもBTSの時間は続いていく。
VはARMYへ、
「ARMYのみなさんも僕たちを待っていたと思いますが、僕たちもこの瞬間を心待ちにしていました」
と伝えていました。
待っていたのは、ARMYだけではなかった。
BTS自身も、また7人で走り始めるこの瞬間を待っていた。
それでは動画をどうぞ👇
まとめ|変わった7人、変わらないBTS。
20代から30代になって、一人ひとりは確かに変わりました。
慎重になった人がいる。
一瞬一瞬を大切にするようになった人がいる。
「そういうこともある」と受け流せるようになった人がいる。
自分自身は180度変わったと感じている人もいる。
でも7人になると、その変化はBTSの中へ溶けていく。
変わった7人が集まっても、そこに生まれるエネルギーは変わらない。
変わった7人、変わらないBTS。
私がこの会食を見て感じた「BTS2.0」は、
まさにそんな7人でした。
以前と同じ場所へ戻るのではなく、
それぞれが歩いてきた時間を持ったまま、
もう一度7人で進んでいく。
そしてVが最後に伝えた言葉。
「僕たち7人の旅はこれからも続きます」
13年一緒にいても、まだ旅の途中。
変わった7人と、変わらないBTSがこれからどんな景色を見せてくれるのか。
その続きを、また一緒に見ていきたいと思います。
まとめ|変わった7人、変わらないBTS。そしてBTS2.0へ
今回の会食から見えてきたのは、20代から30代になり、
それぞれが確かに変化した7人の姿でした。
ツアーの途中にある小さな瞬間を楽しめるようになったこと。
ソロ活動を経験したからこそ、「7人だと気楽」と感じられるようになったこと。
『ARIRANG』を作り終えてもなお、音楽について考え、
すでにその先を見ていること。
そして、一人ひとりは変わっても、
7人になったときに生まれるBTSのエネルギーは変わらないこと。
4本の記事に分けて彼らの言葉を追ってきましたが、
すべてはひとつにつながっていたように思います。
変わった7人が、それぞれの経験を持ったまま、
もう一度7人で歩き始める。
以前のBTSに戻るのではなく、
これまでの時間を全部持って次へ進んでいく。
私がこの会食シリーズを通して見つけた「BTS2.0」は、そんな7人でした。
そして彼らの旅は、ここで完成したわけではありません。
「僕たち7人の旅はこれからも続きます」
この先また7人が何を語り、何を作り、
どんな景色を見せてくれるのか。
BTS TABLE TALK SERIESも、
彼らの言葉が聞けるその時に、また続きを書いていきたいと思います✨
あわせて読みたい|BTS 2.0 TABLE TALK SERIES
ワールドツアー中、食事を囲みながら語り合った7人。
何気ない会話の中には、ツアーの過ごし方、
ソロを経て変わった7人の関係、『ARIRANG』の制作、
そして30代になった彼らが感じているBTSの現在地が詰まっていました。
この会食から見えてきた「BTS2.0」を、
4つのテーマに分けて辿っています。
① BTS2.0|「気づいたら韓国」だったツアーから、小さな瞬間を楽しむ7人へ
かつては「倒れこむための時間」だったツアーの休日。
今は小さな瞬間を楽しみ、記憶に残そうとする7人へ。
ツアーに生まれた「余白」からBTS2.0を考えます。
② 「7人だと気楽」|ソロを経たBTSが語った、一緒にいることの意味
一人でステージに立ったからこそ見えてきた、7人でいることの意味。
「幸せ」「気楽」「ミスしてもカバーしてくれる」という言葉から、
今の7人の関係を辿ります。
③ BTS『ARIRANG』制作秘話|「心残りはある。でもベストを尽くした」7人が語ったアルバムの現在地
『ARIRANG』を完成させた7人が語った心残りとベスト。
SWIM、フルアルバムという形、そしてすでに動き始めている
「次のアルバム」まで、音楽からBTS2.0を読みます。
④ 変わった7人、変わらないBTS。|30代になった彼らが語るBTS2.0
兵役、ソロ活動、そして30代へ。
それぞれは変わったけれど、7人で集まれば変わらない——。
会食で語られた言葉から、このシリーズの最後に「BTS2.0とは何か」を考えます。
もっと読む|BTSを知る・BTS2.0をたどる
ソロ活動を経て再び7人で走り始めたBTS。
この会食で見えてきた「BTS2.0」だけでなく、カムバック、釜山公演、ワールドカップ、そして7人それぞれの変化まで、これまでの記事をテーマ別にまとめています。
今のBTSをもっと深く知りたい方は、こちらからどうぞ💜
▶ BTS考察シリーズ総まとめ|7人の魅力と音楽、言葉をたどる
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