BTS SUGA考察⑩ 動画編⑥|D-DAY TOUR FINAL|ARMYが歌った夜|ユンギの音楽が完成した瞬間
“弱さも途中経過も共有する音楽”だった
今回のD-DAY TOUR FINALを見ながら、
私はずっと、ユンギがこれまで音楽で描いてきたものが、
最後のあの瞬間に全部繋がったような気がしていました。
ユンギの音楽は、 最初からずっと「完成された人間」を
描いていたわけではありません。
怒り。 孤独。 焦り。 不安。 迷い。 傷。
そういう、 本当なら隠したくなるような感情も、
ユンギはずっと音楽の中に残してきました。
Agust Dの剥き出しの衝動。 「People」の揺れ。
「Life Goes On」の静かな寄り添い。
「Amygdala」で見せた過去の痛み。
そして「Snooze」の、 “焦らなくても大丈夫”という優しい眼差し。
そこに一貫して流れていたのは、
“完璧じゃなくても生きていく” という感覚だったように思います。
だからこそ、 FINAL公演でユンギが涙で歌えなくなった瞬間、
ARMYが代わりに歌っていた光景が、
私はどうしても忘れられません。
あれはただの感動的な場面ではなく、
ユンギがずっと作り続けてきた 「一緒に抱えながら生きる音楽」が、
現実になった瞬間だった気がしたからです。
ユンギが歌えなくなっても、 音楽は止まらなかった。
ARMYが歌ったから。
ずっと支える側だったユンギが、
初めて“支えられる側”になった瞬間。
そしてARMYもまた、 ユンギの音楽をただ「聴いていた」のではなく、
ちゃんと受け取ってきたのだと思いました。
ユンギの音楽って、 “完成された作品”というより、
聴く側と一緒に完成していく音楽なんだと思います。
だからあのファイナルは、 単なるツアー完走ではなく、
ユンギとARMYが積み重ねてきた時間そのものが、
最後に一つの景色として現れた瞬間のように見えました。
D-DAY TOUR THE FINAL タイムスタンプ
18:48 D-DAY TOUR THE FINAL、最後のFINAL公演。
3日目、今日が本当に最後。最後の公演であるだけに、
全てのエネルギーを出し切るSUGA。
19:10 ARMYの声で完成した「People Pt.2」のステージ
19:16 「People Pt.2」をやった後、僕はいつもこの言葉を言ってましたよね。
“僕の兄弟です。Shout out to j-hope!”
公演に訪れていたj-hopeとJINを紹介。
21:50 「ああ、良かった!喉が開いた」
公演が進むにつれ、少しずつ戻ってくるSUGAの喉の調子。
21:55 終わりに近づくとともに、ますます高まる会場の熱気。
22:11 「Snooze」
22:21 今までこのステージのために駆け抜けてきた日々を思い出し、涙を見せたSUGA。
続くステージでも止まらない涙。
22:44 SUGAの代わりに熱唱するARMY。
22:53 「十分感動したよ。たくさん泣いた。僕、号泣してたよね。『Snooze』の時に涙が出てきて」
23:02 最後のアンコールステージで、全てのエネルギーを出し切るSUGA。
23:10 D-DAY TOUR THE FINAL――長い道のりに幕が降りる瞬間。
23:21 全てのエネルギーを注ぎ、ステージを下りてから足の力が抜けたSUGA。
23:28 「お疲れさまでした。無事に終えられたと言えますよね?」
23:34 「今日の記憶と思い出を生かして、皆さんには少しだけお待ちいただければと思います」
23:41 「すぐに僕たち7人でまた集まって公演する予定なので、楽しみにしていてください」
23:48 「不思議なことに『Snooze』の時からすごく涙が出たんです。なぜかわからないんですが、SOL先輩もいらしたし、Lee Juck先輩や歌謡界の先輩方がいらしたので…」
23:58 「僕は後輩の立場で歌っていたんですが、後輩たちのために歌っていたことにもなりますよね」
24:05 「10年間の思い出が走馬灯のように駆け巡って、堪えられませんでした」
24:14 「あまりステージで感情を出すタイプではないんですが、今日はいつもと少し違いました」
24:24 「今日は楽しんでくださって、本当にありがとうございました。ここまでBTSのSUGAでした」
それでは動画をどうぞ👇
次に読むならこれ 👉
D-DAY TOUR FINALを見終わったあと、
私は改めて、 このツアーそのものが、
ユンギにとって“感情を整理する旅”だったのかもしれないと思いました。
怒り。 過去の傷。 孤独。 不安。
そして、 それでも前に進もうとする意志。
ユンギはD-DAYという作品の中で、
それらを一つずつ見つめ直しながら、
音楽として外へ出していったように見えます。
だからこそFINALで流れた涙も、
単なる「ツアー完走の達成感」ではなく、
長い時間抱えてきた感情が、
ようやく一つの旅を終えた瞬間だったのかもしれません。
ここからは、 そんなD-DAYというアルバムに流れていた、
“感情を整理しながら前へ進む物語”について、
楽曲ごとに辿っていきたいと思います。
👉次に読むならこれ👉考察⑪ |D-DAYは感情を整理する旅だった|おすすめ曲「Haegeum」「Amygdala」「Snooze」「People Pt2」MV付き!
💜 BTS SUGA考察シリーズ|全記事リンク
- ① ユンギはなぜこんなに愛されるのか
- ② 初期ユンギの突破力|おすすめ曲「Boy In Luv」
- ③ 痛みと繊細さへ変化した時期|おすすめ曲
- ④ 抱えながら進む音楽|おすすめ曲
- ⑤ 動画編①|木工VLOGに出る素のユンギ
- ⑥ 動画編②|ホビが安心して話せる理由|“受け止める人”としてのユンギ
- ⑦ 動画編③|That Thatから見えた“支える側を選ぶ理由”
- ⑧ 動画編④|シカゴで見えた“余白を楽しむ生き方”
- ⑨ 動画編⑤|プーケットで見えた“幸せのかたち”
- ⑩ 動画編⑥|D-DAY TOUR FINAL|ARMYが歌った夜|ユンギの想い
📚このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、
そんな“整っていく日々”で感じた気づきや、
赤ワイン🍷、旅のたのしみなども交えながら、
心地よく生きるヒントを、ゆるやかに綴っていきます🌿
読んでくださるあなたにも、
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