BTSシュチタ考察⑥|SUGA×JIN|ユンギが憧れたジンの生き方

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BTSシュチタ考察⑥|SUGA×JIN|ユンギが憧れたジンの生き方

シュチタ(Suchwita)は、BTSのSUGAがMCを務めたトークコンテンツです。

シュチタのジン編を見ていて、いちばん印象に残ったのはユンギのこの言葉でした。

「僕はそれが羨ましかったんだよ」

ユンギが憧れているのは、ジンの人気や成功ではなく、
その生き方そのものなのかもしれません。

まだ何も見えていなかった頃からメンバーを信じていたこと。

努力を重ねて唯一無二のシルバーボイスを手にしたこと。

そして世界的なスターになった今も、「幸せに暮らそう」という価値観を
大切にしていること。

今回のシュチタでは、
そんなジンの人柄や人生観がたくさん語られていました。

この記事では、印象に残った場面を振り返りながら、
「ユンギが憧れるジンの生き方」について考えてみたいと思います。


タイムスタンプ

21:27 J:僕はこの「一日半」にすごく怒ったんだけど、約3か月間、1か月に1日くらいの休みで、なぜなら会社では「そうやってこそ成功できる」と。僕たちも「その言葉は間違っていない」とメンバー全員が同意していて、雰囲気がすごくよかったからね。

S:2018年は正直、僕たちにとっては一番大きな「FAKE LOVE」だよね。

J:精神的にも体力的にもものすごく大変で、これを全部終わらせたいと思ったんです。「本当にこの先この仕事はできない、もうやめよう」

J-HOPE:そうだね。あの時、飲み屋に行ってみんなで一緒にお酒を飲んだよね。だからそんな感情を正直に話したかったんだ。

J:ARMYのみなさんが聞いたらネガティブに聞こえたかもしれないよね。
でも、正直僕たちがそれを考えたのも事実だし、結果的に良くなったから、時間がたって話したんだよ。

S:僕は2018年のあの頃、本当に僕たちが死に物狂いだったせいかわかりませんが、僕たちがやってきたステージの中で、ハイライトになるステージがたくさんあったと思います。
もちろんあの頃はすごく大変だったけど、あの時踏ん張ったからこそ、僕は2019年、2020年とやってこられたと思うんです。

2018年|「もうやめたい」と言えた正直さ

BTSが「FAKE LOVE」「IDOL」で世界的な成功を収めていた2018年。

外から見れば順風満帆に見えた時期ですが、
メンバーたちは精神的にも体力的にも限界に近い状態だったことを振り返ります。

ジンは当時、

「本当にこの先この仕事はできない、もうやめようと思った」

と率直に語っています。

多くの人は成功している時ほど弱音を隠そうとします。

でもジンは、自分たちが一度立ち止まろうと考えたことも、
その後乗り越えたことも、どちらも隠しませんでした。

印象的だったのは、

「結果的に良くなったから時間がたって話した」

という言葉です。

過去の苦しみを美談にするのではなく、
実際にそう感じた事実として受け止めているように見えました。

ユンギもまた2018年を

「僕たちにとって一番大きなFAKE LOVE」

と表現しています。

華やかな成功の裏で、誰にも見えない場所でもがいていた時期。
それでも7人は立ち止まらずに進むことを選びました。

そして私は、この場面からジンの強さは「弱音を吐かないこと」ではなく、

苦しかったことを認めたうえで前に進めることなのだと感じました。


31:32

S:ジンさん、昔2014年に日本のショーケースの時に僕に手紙を書いたのを覚えていますか?

いや、覚えていないと思う。
僕が盲腸の手術をして、そのあと手術後にショーケースに参加した、そんな時だったと思います。

J:わかる気がする。500人から1000人くらいの観客がいらっしゃって…。

(当時ジンがユンギに書いた手紙)

「SUGAさんへ

いつもクールで強がりでやんちゃな君だけど、
僕は君を本当に尊敬している。

SUGAさん、
無理せずたまには弱音も吐いていいよ。

SUGAさんは僕たちBTSの誇りだよ。

必ずメンバーとファンのみんなと一緒に伝説を作ろう。

僕たちなら絶対にできる。

だからこれからもよろしく、SUGAさん。」

ジンがユンギに送った手紙|先に信じる人

今回いちばん心に残ったのが、
2014年の日本ショーケースでジンがユンギに送った手紙の話でした。

当時のBTSは、まだ世界的な成功を手にする前。

今のような大きなステージも、確かな未来も約束されていませんでした。

そんな時代にジンはユンギへ、

「SUGAさんは僕たちBTSの誇りだよ」

「必ずメンバーとファンのみんなと一緒に伝説を作ろう」

という言葉を贈っています。

印象的だったのは、この手紙が成功した後に書かれたものではないということです。

何も保証されていない時代に、ジンはユンギの才能を信じ、
BTSの未来を信じていました。

そしてもうひとつ胸を打たれたのが、

「無理せずたまには弱音も吐いていいよ」

という言葉でした。

いつも冷静で強く見えるユンギのことを、
ジンはずっと見ていたのだと思います。

頑張っている人に「もっと頑張れ」と言うのではなく、
「弱音を吐いてもいい」と伝えられる。

そこにジンらしい優しさを感じました。

ユンギが「ジンさんみたいに生きたい」と話していましたが、
その理由が少しわかった気がします。

ジンは人を変えようとするのではなく、
ありのまま受け入れながら信じ続ける人。

ジンくんの考察は、こちらの記事でもまとめています。
👉【JINソロワールドツアー映画】#RUNSEOKJIN_EP.TOUR|総括①ソロツアー敢行に見えたジンの強い意志とBTS長男としての「意地」
👉【完走・考察】改めて気づいた、BTSジンという“圧倒的・正統派長男”の実力


32:20

J:僕は今すごく成長したと思うよ。
だけど僕はあの当時、デビューしてはいけない人だったんだよ。
なぜかというと、できることがほとんどなかったから。

歌もうまくできなかったし、
ダンスもできなかったし、
披露できるものがなくてパフォーマンスを作ったんだよ。

(心を込めた手紙を書いたり、自分なりの方法で存在価値を作ろうとしていたジン)

S:でも僕はジンさんにそんな風に思わないで欲しい。

ジンさんは自分の領域をきちんと築き上げたし、

今、うちのグループ内で
ジンさんの領域を侵せる人は誰もいませんよ。
BTSの歌をカラオケで歌ってみたらわかると思います。

どれほど高いか。
あり得ないよ、本当に。

2オクターブは普通に超えるし、
3オクターブを超えるものもある。

(ジンだからこそ表現できる高音域)

涙を流した22歳のジン。

そして今では、
「シルバーボイス」と呼ばれる唯一無二の歌声を持つ存在となった。

果てしない努力を重ね、
BTSの音源を支えるボーカルへと成長した。

唯一無二のシルバーボイス|努力で自分の領域を築いた人

ジンはシュチタの中で、

「僕はあの当時、デビューしてはいけない人だった」

と話しています。

歌も上手くなかった。
ダンスもできなかった。

当時の自分には、人前で披露できるものがほとんどなかったと振り返ります。

だからこそ、自分にできることを探し続けた。

手紙を書いたり、パフォーマンスを工夫したり、
少しずつ自分の役割を作っていったのだと思います。

そんなジンに対してユンギは、

「今、うちのグループ内でジンさんの領域を侵せる人は誰もいませんよ」

と断言します。

この言葉がとても印象的でした。

デビュー当時は歌もダンスも未経験だったジンくん。
だからこそ誰より努力を重ね、自分だけの歌声を磨き続けてきました。

その積み重ねを一番近くで見てきたユンギだからこそ、
「誰もその領域を侵すことはできない」と言い切れたのだと思います。

実際にソロワールドツアーで披露された歌声を聴くと、
ユンギが「シルバーボイス」と表現した理由がよくわかります。

👉【JINソロワールドツアー映画】#RUNSEOKJIN_EP.TOUR|おすすめ曲①|前半ハイライト4曲【Running Wild/Don’t Say You Love Me/Falling/Super Tuna】

そして、ジンくんが歩んできた道のりやARMYへの想いをより深く感じたい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

👉【JINソロワールドツアー映画】#RUNSEOKJIN_EP.TOUR|おすすめ曲③|後半名曲4曲【I Will Come to You/Abyss/The Astronaut/Moon】

ジンは最初から与えられたポジションにいたわけではありません。
努力を積み重ね、自分だけの領域を築き上げた人です。

そして今では、BTSの高音域を支える存在となりました。

ユンギが語るように、BTSの楽曲は驚くほど音域が広く、
高音パートは簡単に歌えるものではありません。

その中でジンは、透明感のある高音と力強さを兼ね備えた
「シルバーボイス」と呼ばれる唯一無二の歌声を手にしました。

涙を流していた22歳のジン。
何も持っていないと思っていたジン。

でも、その努力の積み重ねが、
今ではBTSに欠かせない音を作っています。

だからユンギは「ジンさんの領域を侵せる人はいない」と言ったのかもしれません。

それは才能への賞賛というより、
長い時間をかけて積み上げてきた努力への最大級の敬意に聞こえました。


J:僕は毎日いつも悩んでいるんです。
僕たちはどんなふうに進むのが正しいのかと。

SUGAさんと気が合ったのは、
SUGAさんと僕はすごく違ったんだ。

SUGAさんは毎日悩んでいるよね。

僕は一度も悩んだことがない。
僕は本当に今日だけを生きている人なんだよ。

一週間後に何かがあるなら、
そのことだけを考えて一生懸命準備する。

そしてそれが終わったら、
良い記憶は持っておくだろうけど、
そのことはスパッと忘れる。

だから僕は未来についての計画は特にはないんだ。
でも僕が未来について気になることがあるとすれば、ただ一つ。

メンバーがそれぞれお互いにどんな関係性で過ごしているのか。
BT村を作ってみんなで一緒に暮らしましょう。

S:夢はありますか?

J:僕は今夢を叶えたと思う。

僕の人生のモットーは何十年も前から
「幸せに暮らそう」だったんだ。

S:僕はそれが羨ましかったんだよ。

10年後も幸せに暮らしていればそれで満足。
幸せならいい。

ではジンさんの考える幸せの基準とは何ですか?

J:今すぐ自分が望んでいることを、
今すぐできたら、

ほとんどの人は幸せでいられると思う。
その幸せを維持できたらいいな。

それが僕の人生の目標だよ。

ジンの生き方|幸せに暮らすことを選んだ人

シュチタの中で、ユンギはジンに

「僕はそれが羨ましかったんだよ」

と話します。

この言葉がとても印象的でした。

ユンギはいつも先のことを考えています。

音楽のこと。
グループのこと。
これから進むべき方向のこと。

だからこそ悩むことも多い。

一方でジンは、

「僕は今日だけを生きている人なんだよ」

と言います。

未来のために今を犠牲にするのではなく、

目の前にあることに全力を尽くして、
終わったら手放す。

良い思い出は残しても、
必要以上に引きずらない。

そして何十年も前から変わらない人生のモットーが、

「幸せに暮らそう」

だったと言います。

世界的なスターになった今も、
夢は何かと聞かれて、

「僕は今夢を叶えたと思う」

と答えるジン。

もっと上へ。
もっと成功したい。

そんな言葉ではなく、

今ある幸せを大切にしたい。

その価値観に私はとても驚きました。

そして同時に、

ユンギがなぜ「ジンさんみたいに生きたい」と言ったのか
少しわかった気がします。
常に高みを目指し続けるユンギだからこそ、
今の幸せをきちんと受け取れるジンの生き方が
眩しく見えたのかもしれません。

ジンが目指しているのは成功ではなく、

「幸せを維持すること」。

そのシンプルさこそが、
誰にも真似できないジンらしさなのだと思いました。

最後まで「いつもの二人」だった

兵役を前にした最後の会話。
ユンギは「元気で2年後に会おう」と送り出します。

するとジンは笑いながら、 「家、歩いて5分なのに。」
「休暇のたびに会うでしょ。」 と返しました。

別れを必要以上に重くしない。
相手を安心させるような、この一言がとてもジンくんらしいと感じました。

そして最後は、 「SUGAさんは僕のこと、すごく好きだよね?」

照れ隠しのような冗談ですが、
ユンギの愛情を誰より知っているからこそ言える一言だったのかもしれません。
最後まで笑顔で締めくくった二人は、
やっぱり家族のような関係でした✨

ユンギが憧れたジンくんは、最後まで”ジンくん”でした。
相手を安心させ、笑わせ、前を向かせる。
そんな長男がいたからこそ、BTSはいつでも帰ってこられる場所になったのかもしれません。💜

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ジン編を書きながら改めて感じたのは、
BTSのメンバーはそれぞれ全く違う価値観を持ちながら、
お互いを尊重しているということでした。

未来を見据えて考え続けるユンギ。

「幸せに暮らそう」というシンプルな価値観を大切にするジン。

どちらが正しいということではなく、
その違いがあるからこそBTSというチームは強いのかもしれません。

そして次に登場するのは、BTSのリーダーRM。

ユンギが「同僚RM」と呼び、長い時間を共に歩んできた存在です。

考え続けるユンギと、言葉で意味を与えるナムジュン。

この二人の対話からは、
BTSというグループがなぜここまで大きくなれたのか、
その理由が少し見えてくる気がしました。

次回は、シュチタ考察⑦|SUGA×RM|意味を与える人 RM を振り返ります。

▼ BTSシュチタ考察シリーズはこちら

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